せんせいのコラム

2020年11月 卒園生の作文

            こころってふしぎ           Nくん

ぼくは、こころはむねにあるとおもっていました。ほんのなかでは、こえにあるとかてとかあしにあるとかはなや、

ほっぺとかいろいろなことがかいてありました。さいしょはまちがっているとおもったけど、おもいだしてみたら

ママがぎゅーってしてくれたときは、むねやせなかがあたたかくなって、うれしいきもちになる。でもともだちにかおを

パンチされたときは、かおがいたくてすごくむかついてあたまにちがのぼった。こころはすごくつらかった。

そのあと、はなぢがでてきてすごくいたくてこころはもえるようになったけど、そのあとしょんぼりしてしまった。

こころがもえてなくなっちゃった。でもそのあとせんせいが、なぐさめてくれたらまたあたたかくなった。こころってふしぎ。

たのしいとかくやしいとかいろいろあるしあたたかくなったりつめたくなったり。こころってつたわる。ぼくがないていたときせんせいの

やさしいこころがぼくにつたわったとおもう。こころっていろんなひとにつたわるからぼくはやさしいこころをたいせつにしたい。

これは昨年巣立っていったとっても大切な卒園生の作文です。一年生になってから書いたそうですが、けんかは幼稚園での出来事です。

当時の担任の先生はこどもたちのこころをとっても大切に想ってくれる先生で、こどもたちが感じたことに対してひとつひとつ丁寧に

「〇〇ちゃんはその時にどう思ったの?」とか「どうしたらいいと思ってる?」と関わってくれていました。

作文を書いたNくんも素直で元気いっぱいな、身体を動かすのも本を読むのも大好きな子でした。

年長の時にはともだちとの関わりの中でトラブルはたくさんありましたが、

担任の先生は本人たちがじっくりものごとを考えるチャンスをとるように心がけていたと思います。

こんな作文を学校で書いたようで・・とお父様から教えていただいて拝見したときに、なんて素直でなんてこどもらしい素敵な表現をするのだろうと

職員みんなでおどろきました。こころの育ちを大切にしている当園にとって、こころについて考えたり感じてくれたものがあったNちゃんを

本当にうれしく思っています。Nちゃんのこころのなかで育っている優しさや素直さはご両親様のあたたかい愛情につつまれて培われたものだと感じました。

私たちの仕事はこどもたちや保護者の方々からも大きく成長させてもらっています。

Nちゃんをはじめ、卒園していったみんながこころ健やかにこれからも大きく成長していってくれることを願っています。

これからも大切なこどもたちと保護者の方々と、職員でしっかり手を携え、子どもたちの育成に邁進していきたいと思います。

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